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東京お遍路【豊島区金剛院】御朱印初体験!いただき方やマナーも解説
- 御朱印に興味があるけど、どのようにいただくのかわからない
- 御朱印をいただくときにのマナーを知りたい
この記事は「御朱印に興味があるけど何だか敷居が高そう」と感じている方に向けて書いています。
温泉かわうそです。ご訪問ありがとうございます。
わたしは先日、豊島区椎名町にある「金剛院」で生まれて初めての御朱印をいただきました。
「金剛院」の境内にあるお寺カフェ「赤門テラスなひた」を訪れた際、東京にも御府内八十八か所巡礼コース(東京版 お遍路)があることを知ったのがきっかけです。
前々から四国のお遍路には興味を持っていましたが、東京にも巡礼コースがあるなんて驚きでした。
さっそく御朱印帳を手に入れて、先日初めてのいただいた御朱印がこちらです。
まち散歩コースにある身近なお寺で参拝しても、このような立派な御朱印をいただくと特別感のある思い出をつくることができます。
この記事では、御朱印初心者として「御朱印のいただき方」や「最低限のマナー」について学んだことを紹介します。
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はじめての御朱印体験レポ!東京お遍路 七六番札所【金剛院】
まずは、先日わたしがはじめて御朱印をいただいたときの体験レポートです。
御朱印をいただいたのは、豊島区椎名町にある【金剛院】。
東京版のお遍路である、御府内八十八か所巡礼コースの第76番札所になります。
こじんまりとした佇まいの、お庭がきれいな心が癒されるお寺です。
境内の様子がご覧いただけます。
(右側の磁石マークをクリックすると画像が回転します)
『金剛院』御朱印のいただき方
まず合掌をしてから、金剛院の立派な赤門をくぐります
参拝をします(一礼して合掌 →お祈り→ 一礼)
柵があるため、お賽銭はできませんでした。
本堂右にある「社務所」の玄関を開けて声をかけます。
(境内にあるカフェの方に伺ったところピンポンはしなくてよいとのことでした)
社務所の中で御朱印をいただきました。
書き置きの御朱印で、お代として300円納めました。
今回いただいた「弘法大師の御朱印」の他に「まんが地蔵の御朱印」もありました。
御朱印をいただいた後、もう一度参拝をしました。
帰宅してから「御朱印」を御朱印帳に貼ってみました。
記念すべきはじめての「御朱印」です。
これから、この御朱印帳にステキな思い出を集めるのが楽しみになりました。
『金剛院』境内にはおしゃれなお寺カフェもあります
『金剛院』の境内には、お寺カフェ【赤門テラスゆなた】があります。
日替わりの「お寺ごはんランチ」やカレーライス、キッシュなどの軽食、スイーツなど充実したメニューです。
この日のお寺ごはんは、メインディッシュがコロッケでした。
御朱印めぐりの際は、ぜひお立ち寄りください
『金剛院』基本情報
住所 | 東京都豊島区長崎1-9-2 |
電話番号 | 03-3957-2313 |
御朱印受付時間 | 9時~16時 |
御朱印を頂く場場所 | 社務所 |
公式サイト | https://www.kongohin.or.jp/ |
『金剛院』アクセス
金剛院の最寄り駅は、西武池袋線「椎名町」( 池袋駅から1駅)
北口から徒歩30秒とアクセス良好です。
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【東京版お遍路】江戸御府内八十八ヶ所巡りとは
【東京版お遍路】江戸御府内八十八ヶ所巡りについて調べてみました。
「御府内八十八ヶ所」ってなに?
御府内八十八ヶ所(ごふないはちじゅうはちかしょ)とは、弘法大師 ゆかりの八十八ヶ所のお寺を祈願のためにお参りする、東京版お遍路(へんろ)コースです。
有名な四国遍路(四国八十八ヶ所)を模して、宝暦5年(1755)頃までに開創されました。
金剛院公式サイト より引用
「お遍路」とは、弘法大師(空海)が修行した霊場をたどる巡礼のことなんですね
豊島区の金剛院にも弘法大師の像がありました。
「御府内」ってなに?
(金剛院公式サイトによると)「御府内」とは、江戸城(現在の皇居)を中心とした品川、四谷、板橋、千住、本所、深川の内側の地域で、ほぼ東京23区内にあるそうです。
(御府内とは)江戸時代、町奉行の支配に属した江戸の市域。文政元年(1818)、東は亀戸・小名木村辺、西は角筈村・代々木辺、南は上大崎村・南品川町辺、北は上尾久・下板橋村辺の内側と定められた
goo辞典 より引用
【東京版お遍路】については、豊島区金剛院のホームページに詳しく紹介されています。
御府内八十八ヶ所霊場(お寺)の所在地については、こちらの記事が参考になります。
「お遍路」の順番は?
四国お遍路.netに、お遍路の順路について下記の記載がありました。
お遍路の巡り方にはルールはなく、どこから始めてどこで終わってもよいのですが、札所の番号の順番で巡るのが一般的な巡拝方法として知られています。
順番通り巡ることを「順打ち」、逆から巡るのを「逆打ち」と呼びます。
また、それらの方法で1回で巡りきるのを「通し打ち」、何回かに分けて巡るのを「区切り打ち」と呼びます。
体力や期間、ペースに合わせて巡り方を選ぶとよいでしょう。
四国お遍路.net より引用
現実的には「順打ち」も「逆打ち」もむずかしいと思います
全てのお寺をめぐる必要はなく自分の生活スタイルに合わせて楽しみましょう
「御府内八十八ヶ所」でお遍路をする時の服装は?
お遍路さんといえば、こんな恰好をイメージしますよね。
四国のお遍路では、本格的な恰好をされている方も多いかもしれません。
でも【東京版お遍路】では、普通の恰好で大丈夫です。
むしろ、お遍路さんの恰好をしている人は見かけません。
数珠も絶対に必要ではありませんが、私は御朱印帳といっしょに持ち歩いています。
「心を込めてお参りをしたい」という方はどうぞお持ちになってください。
「お参り」の方法は?
参拝の手順にこだわる必要はありません。
実際には、お焼香をすることもほとんどないと思います
でもせっかく参拝をするのなら、作法のポイントを知っておくとよいのではないでしょうか。
<お寺の参拝方法>
(1)山門の前で合掌して、敷居をまたいで(踏まないで)くぐります。
(2)手水舎で身を清めます。手順は神社と同様です。
(3)お参りをします。お焼香→お賽銭を入れる→一礼して合掌し、お祈りをする→一礼する、が一般的です。神社と異なり、拍手をしてはいけないので注意。
じゃらんニュース より引用
もっと詳しい参拝方法は、こちらの記事が参考になります。
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そもそも御朱印って何?
御朱印とは参拝した証としていただく「納経印」
「御朱印」は、神社やお寺に参拝した証としていただく「神仏とのご縁の記録」のことです。
もともとは、巡礼者がお寺で納経をした際の証として押してもらう赤い「納経印」が由来だったようです。
現代では、お経を納めなくても「御朱印」をいただくことができるようになりました。
御朱印の由来を考えると・・・
心を込めてお参りをして「御朱印」をいただくというのが最低のマナーだと感じました
「御朱印帳」はどこで手に入れるの?
普通のノートなどに御朱印をもらうのは基本的にNGです。
必ず、御朱印帳を用意しましょう。
オリジナルの御朱印帳を用意しているお寺もありますが、文房具店やネット通販で購入することもできます。
御朱印帳には蛇腹(じゃばら)タイプと、和綴じ(わとじ)タイプがあります。
私は、こちらの御朱印帳を楽天市場で購入しました(蛇腹タイプです)
表紙のデザインが気に入って購入しましたが、機能的にも問題なく使えています。
どうぞお気に入りの御朱印帳をみつけてくださいね
「御朱印」の種類は?
御朱印には「手書き」と「書き置き」があります。
「書き置き」とは、あらかじめ御朱印が書かれている和紙のことです。
御朱印の書き手さんが不在の場合や、お寺が多忙な場合などは、書き置きの御朱印になることが多いです。
御朱印帳を忘れてしまった時には「書き置き」の御朱印があればいただけます。
「書き置き」の御朱印は「テープのり」を使うと御朱印帳にきれいに貼れますよ
「御朱印」のお代は?
お寺によって違いますが「手書き」の場合300円、「書き置き」の場合500円が相場のようです。
御朱印代は、御朱印を頂く場所(社務所・寺務所など)に掲示してある場合が多いです。
ところが、「金額はお気持ちで(御志納)」というケースもあります。
そのような場合は、上記の相場を参考にしていただければ大丈夫です。
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これだけ知っておけば大丈夫!御朱印をいただくときのマナー4つ
御朱印をいただくときに心にとめておきたいマナーを4つお伝えします。
特別むずかしいことではありません。
御朱印をいただくときは必ず参拝
「御朱印」を集めるのはとても楽しいです。
でも「御朱印」は決してスタンプラリーではありません。
御朱印をいただくときは、参拝することが最低限のマナーです。
心を込めて参拝をしましょう。
「御朱印はおいくらですか?」はNG
御朱印代の確認は「おいくらお納めすればいいですか?」と聞きましょう
なぜなら、御朱印は本来「お経を書いて収めた証にいただくもの」で、商品ではないからです。
「支払う」のではなく「納める」という気持ちでいましょう。
御朱印代は、おつりがないように準備
おつりは、商品を購入した際発生するものです。
先ほどお伝えしたとおり、御朱印は商品ではありません。
御朱印代は、おつりがないように準備をしておくのがマナーです。
電子マネーも使えません。
300円でも500円でも大丈夫なように、小銭を準備しておきましょう
日頃からたまった小銭を「専用のがま口」を作って入れておくのがおススメ
わたしは「御朱印帳」「珠数」「小銭入れ」を3点セットにしています。
いただいた御朱印とご縁を大切に
この記事を読んでいただいている方に、そのような方はいないと思いますが、
御朱印が手書きの場合「ネットに掲載されているものと違う」とクレームをつける人がいると聞きます。
せっかく縁あっていただいた御朱印です。
よい思い出としていつまでも大切にしたいものです。
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まとめ ~お遍路体験でもっと東京をたのしもう!~
今回は【東京版お遍路】御府内八十八ヶ所の第76番札所である豊島区【金剛院】で、はじめで御朱印をいただいた体験をレポートにしました。
あわせて、御朱印をいただくときのマナーについても紹介させていただきました。
四国まで行かなくても、身近な場所でお遍路体験ができるのは幸せなことです。
まち散歩の中でのお遍路体験ですが、非日常感を味わうこともできます。
また、時間を見つけてまったりと【東京版お遍路】を続けていきたいと考えています。
ぜひあなたも東京お遍路で身も心も癒されてくださいね。
▼ 東京版お遍路の記事をまとめています
東京版お遍路のガイドブック
わたしの御朱印帳です
表紙がラミネート加工されているところが気に入っています。
ミッフィーの御朱印帳もかわいい!次はコレにします。